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◇考える力
常識は変革を阻害します。
常識(自分たちの常識)の中にいる者たちはそこで起きることに本質的な疑問を感じなくなります。
日常の習慣は思考に大きな影響を与えます。
過去の延長線で安心して未来を築いていけるのならそのままで問題はありません。
今はそのような時代ではなくなっています。
◇変革へ向けての 考える力 とは何か? しばらく連載を続けていきます。
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◇ ゆでガエル と 北風と太陽 : 常識との向き合い方、考え方を深めるなかで随時深掘りしていきます
ゆでガエル
カエルを鍋に入れて水の状態からゆっくり熱していくとカエルはゆっくり進む環境変化には気づかず
逃げ出すことなく茹でられて死ぬという警句です。
話としては面白くインパクトのある内容です。
しかしカエルにこのような現象は現実には起こりません。彼らはしっかりと逃げ出します。
組織もまたしかりです。
問題、好ましくない状況、違和感・・・多くの場合かなりの者たちが気づいています。
気づかないのではありません。
気づいた時にどうするか!
状況認識~状況判断~意思決定のプロセスが成立していない。
結局何をすればよいか分からずほぼ放置状態あるいは対症療法に終始する。
環境変化に気づくかどうかが問題なのではないのです。
北風と太陽
旅人のコートをどちらが脱がすことができるかを競うお話です。
力ずくで脱がすのではなく、温めて脱がす太陽の勝ちとされています。厳しさよりも温かさが勝つという訓話です。
しかし元ネタではまず帽子を取る競争をし、そのあとにコートを脱がす争いをしたという事のようです。
どんなに温めても日差しを避けるために旅人はより深く帽子をかぶる。しかし、北風は一瞬で帽子を吹き飛ばして
しまいます。
人を動かすには温かさだという単純なお話ではなくなっています。
帽子とコートを扱った方がはるかに深い訓話になるのですがコートしか語られていないのが現状です。
太陽が必ず勝つなどという話ではないのです。